目次
先日大手リース企業みずほリース(8425)を新規で200株購入しました。(旧 : 興銀リース株式会社)
以下の購入理由を踏まえて、同社について当記事で紹介します。
- そこそこの配当利回り(約4%)かつ18期連続増配中
- 業績がここ数年で見て増収/増益の傾向
- 株価自体の上昇も期待できる
- 株主優待でクオカード3000円(長期で4000円)が毎年もらえる
業績
売上高に凹凸はあるものの2012年以降は利益を着実に伸ばしています。
売上高が落ちている年も増益を維持している点は評価できますが、売上あっての利益のためこちらも安定した増収傾向にもっていってほしいです。


以下は中期経営計画資料から抜粋したスライドの一部となります。
当期純利益が予定通り伸びれば株価自体の上昇も期待できます。

財務状況
ROE(自己資本利益率)は10%前後と悪くない値を推移しており、売上営業利益率は5%と無難な値で推移しています。
みずほリースは自己資本比率が小さい(負債が大きい)企業のため、ROEに対してROA(総資産利益率)が非常に低い値になっています。

以下はリース/その他金融企業を売上順に並べたもので、みずほリースは売上高7位に位置しています。
値だけ見るとオリックス流石だなという感じですが、時価総額が上位と比較して小さい分成長余力と株価の上昇に期待しています。

チャート
以下はみずほリースの週足チャートです。
コロナショックなどの影響で直近高値から約50%も下落しました。
(浮動株の割合は10%前後)
ここまで業績に伴い上昇してきたので、市場全体の地合いにもよりますが2500~2800円ぐらいまでは数ヶ月で戻すのではないかと勝手ながら予想しています。

配当金
みずほリースは2002年から2020年まで18期連続で増配中です。
2020年05月10日現在の配当利回りは4%弱となっており、コロナショックの影響で5~6%超え銘柄が大量発生している中では低いと感じるかもしれません。
配当性向は20%台前半を推移しており無理のない範囲で余裕を持って配当金を配っている点や、
リーマンショック時も黒字を確保し増配を実施している点が評価できます。
また上述した中期経営計画にある数値目標においては配当性向25%以上を目指すとあるため、
今後も継続して増配が期待できます。

年度 | 1株あたり配当金 |
---|---|
2010年 | 44円 |
2011年 | 46円 |
2012年 | 48円 |
2013年 | 50円 |
2014年 | 54円 |
2015年 | 56円 |
2016年 | 60円 |
2017年 | 64円 |
2018年 | 70円 |
2019年 | 78円 |
2020年 | 82円(予想) |
株主優待
100株(単元)所持で3000円 or 4000円分のクオカードをもらえる事ができます。
前年度2019年までは図書カードだったためクオカードへの変更は利用できる幅が広がるのが良いですね。
2020/05/10現在の株価2069円に対する3000円クオカードの優待利回りは約1.4%、
総合利回りへの寄与も大きいです。

連続保有期間 | 優待品目 |
---|---|
2期未満 | 3,000円相当のQUOカード |
2期以上 | 4,000円相当のQUOカード |

以上です。
現在は比較的買いやすい株価水準にあるため単元だけでも持っておいて、
長期保有で連続増配と優待の恩恵を受け続けるのはありな銘柄だと思います。
GW明けは商社株とみずほリースのどちらを買うか迷っていたのですが、
丸紅の減配発表や三井物産のネガティブニュースもあったため商社株の購入は見送りました。
(結果として三菱商事では増配発表もあり予想に反しました)
時期も時期なので個別株は大きくポジションを取り辛い昨今ではありますが、
毎月数十万円程は定期的に持ち株を増やしていく予定です📈
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